写真人口

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SONY α7 + Canon NewFD 50mm F1.4

・CIPAの資料(PDF)によると、デジタルカメラの総集荷台数は2010年をピークに現在は大幅な減少傾向にあります。 去年の2014年に至っては2010年の3分の1にまで落ち込んでます(レンズ交換式に限っては2012年をピークに減少し2014年には3割減。)。

やはり販売台数が減る大きな要因としては、2010年ぐらいからiPhone4を始めとするスマートフォンの販売が勢いを増してくる頃なので、手軽に綺麗に撮影できて即座に写真を共有できる”モノ”に顧客を単純に奪われた感じなんじゃないでしょうか。 カメラもスマートフォンとの親和性を高めてWi-Fi転送できるような機種も多いけど、やっぱひと手間増えるのは面倒ですし、わざわざカメラを持ち歩いてまで写真に拘る人も少なくなっているんじゃないのかなぁと。 ただ、スマートフォンの普及に比例して写真を楽しむ層自体は確実に増えているわけですから、大真面目にカメラをやる人が減っても写真を楽しむ人自体は爆発的に増えている事になりますので、それはそれで良い事です。

そんなわけで最近は街中でわざわざカメラを持ってスナップする人を見かけるのもめっきり少なくなったように感じていましたが、実際には相当減っているんでしょうね。